RootMotionを適用したAnimationを使用してみる
はじめに
キャラクターの走り終わりにスライドするアニメーションを実装した際に
RootMotionの勉強と設定をしたのでメモ。
■免責事項
あくまで自分が調べてみての答えであり,
必ずしも正当性を保証するものではございませんので,ご了承ください。
また以下の項目についてある程度知識がある前提でお話をさせていただきます。
・AnimationBlueprint
・AnimationSequence
開発環境
-
Unreal Engine 4.24.2
-
VisualStudio 2017
参考資料
▼公式のドキュメント
▼ルートモーションについて miyahuji111 様
ルートモーションについて
本題に入る前に今回はルートモーションを使用しますので,少しだけお話しさせていただきます。
■ルートモーションとは?
アニメーションに含まれている移動値を抽出してActorに適用することです。
▼詳しく!
UE4でいうとAnimationSequenceに対応するSkeletonにRootボーンが存在します。
そのRootにある移動値や回転情報などを抽出し,Actorのカプセル(Control)に適用することです。
参考資料が非常に参考になりますので,ご一読ください。
RootMotionの適用方法
1.実行するAnimationSequenceのRootMotion設定を以下のように行います。
※各プロパティの詳細は参考資料の公式ドキュメントをご覧ください
2.AnimationBlueprintのAnimationPreviwEditorでRootMotionModeを以下のように設定します。
※モードの詳細は参考資料の公式ドキュメントをご覧ください。
最後に
今回はRootMotionについて説明しました。
RootMotionが使えると,
楽に表現できることが増えるので習得しておきたいところ!
というのが実感できました。